「名刺入れ」の仕様変更版(B)ということで、風琴マチ名刺入れの別パターンがようやく仕上がりました。

「風琴マチ名刺入れ / ボタン留め」

革:ミネルバボックス(オルテンシア) 糸:№18(紺) 金具:バネホック(ゴールド)

表革やマチのつくりは基本的に「風琴マチ名刺入れ / かぶせ」と同じで、かぶせをバネホックで留める仕様に変更しています。

そして本作の要といいましょうか、デザインのワンポイントである馬蹄型のボタンカバーですが、これは昨年の夏に試作した「なんでもポケット」から引き続きで採用しています。

※「なんでもポケット」の過去記事→「?から!への作業」

これまでのバネホックの取り付け方ではコバに直接親指を掛けてフタを開けるため、コバが傷みやすくボタン周辺の革がへたってしまうことがありましたが、このカバーを設けることでコバからボタン頭までが一体化され、丈夫で開け易く、指の掛かりも良くなります。

名刺の収納量については、中央の主室に20枚、前後の副室に各5枚の計30枚となっています。

こちらも入れようと思えばもう少し入りますが、型崩れを起こさない綺麗なシルエットの目安ということで30枚としています。

名刺入れの仕様変更は一先ずこれにて終了です。

本製品の詳細についてはwebサイト「定番製品」に掲載していますので、よろしければご覧ください。